フォトグラファーでバーのマスター。

38歳、フォトグラファーがBARを経営してみた日記と陰謀論。

希望と悪臭。

まず、希望の話をしよう。

 

GOTABARを始めた当初、スタッフを外国人にしたかった。なるべく白人系の清楚な感じか、黒人のカッコいい方もいいかなと思ってた3年前。

 

しかし、縁がなく しばらく経った昨晩

外看板を消灯しているのにもか関わらず1人の白人女性が入ってきた。

 

数日前に挨拶した🤝近くの外国人シェアハウスに住むドイツ人のアネッテだった。

 

外看板は消えているが‥まあ、一杯飲みなよ。

 

なんて言葉を交わしながら 一杯の赤ワインをお出しした。

 

近くにいた日本人男子とワチャワチャし、朝焼けが見え始める頃 皆で帰ろうということになった。

 

その時だ。

 

アネッテ『GOTAさん、1分だけお話いいですか?』

 

『えっ??  Σ(゚д゚lll)』

 

なに?なに?なに?愛の告白?

 

頭の中を走馬灯のように アネッテと僕の愛の結晶である『ゴネッテ(仮称)』が産まれる映像に僕は包まれたんだ。

 

僕のこの濃い顔と、ドイツ人のアネッテの彫りの深い顔との遺伝子が融合して、いやむしろ融合できるのかどうか、ぶつかり合い何方かが勝つのかの勝負になるのではなかろうか。

 

いやそれはさておき さぞ産まれてくるベイベーは メルヘン雑誌『MOE』描かれるような天使であろうゴネッテと手を繋ぎ 大草原をキャッキャしながら先走るのを 『まて〜♪がお〜♪』なんつって追いかけて、(あ、ゴネッテの服は可愛い赤に白い水玉のワンピース )その先にある大草原の小さな家の中でランチの支度をしているアネッテがドイツ語で『Mittagessen vorbereitet war in der Lage〜♪(お昼ご飯の用意ができたわょ〜♪)』

 

なんってプースーを啜る 絵面が次々と頭に流れたのだ。

 

 

 

 

 

GOTA『なんだい?どうした?』

 

アネッテ『あの‥』

 

 

 

GOTA『ん?』

 

 

 

アネッテ『ここでアルバイト出来ませんか?』

 

 

アタイの走馬灯の絵面が一瞬にして変わった。

どうやってBARの仕事を教えようか‥

文化が違う、しかも和食BARでドイツ人‥

 

10秒ほど考えて 僕はOKした。

 

ドイツ人は日本人の考え方に近いという北海道に住むドイツ人の友達『サイモン』が言っていた。

 

 

 

良いではないか。和食と異文化、なんなら皆で作務衣を着て働こうではないか。

 

 

アネッテが店を後にして 帰り支度をしている時に アタイの中のインナーチャイルドがボソッと言った。

 

インナーチャイルド『外国人従業員ほしい 言うてたやん‥』

 

そだ‥、アタイの夢は外国人BARを作って異文化交流出来る店が創りたかったんや!

 

当店の和食の料理人さんも海外でお店を出すのが夢らしく、日々英語のバードスタディに明け暮れているし

 

希望の光が見え始めた。

 

 

■悪臭

悪臭が店の中を漂いまくって酷かったんだ。きっと掃除してないグリーストラップが原因だろうと考えて超綺麗に掃除した。

 

しかし、匂いは消えない。

 

何処からともなく 魚介類が熟成した匂いが鼻をつんざくんだ。

 

料理人さんに、なんか臭くね?と聴くも あぁ、多分排水掃除した後って匂い残るんすよねーなんっつって言うもんだから、そかー‥納得。

 

いや、我輩は類い稀な馬鹿っ鼻であり 相当臭くてもイケるクチなもんで(笑)

 

 

それよりもお客が臭いなんて言い始めてたんでねぇ、鼻の効くお客だったらとんでもねぇ話だっつうんで 身内のお客だけになった頃合いを図って ニオイの元を空港の麻薬取締dogのように辿った。

 

確かにここだ。

 

料理人さんの小さな流し台から とてつもなく臭う。

 

クンクン‥

 

あれ?

 

 

流しの下だな‥

 

 

その時だ。1枚の画像が頭をよぎった。2週間前の土曜日の夜、洋食の料理人さんが大きめのドリアの皿にアサリ100個を乗せたまま流し台の下に隠した。多分悪いアサリだったもので捨てるために一次的に流しの下に入れたのだろう

 

 

それを思い出した。

 

 

まさか‥(笑)

 

 

 

 

 

日曜日に重要な撮影が入って来た。儀式系の撮影だ。これは頑張りたいところだ。

 

 

追い討ちをかけるように 演歌歌手のマネージャーよりPV撮影の 依頼がゼロ円で入って来た。

 

 

よくあるのが、予算がないのですけど撮影願えますか?と依頼が来る。

 

850円ラーメン屋に行って すんません、予算がないのですけど850円ラーメンお願いできますか?と同じだ。

 

 

 

その依頼に良い方法を考えた!

 

 

『予算がないのであれば 仕事用の撮影機材を使うことが出来ないので、スマホで撮っても良いですか?』と。

 

 

写メラマンの道もそう遠くはなさそうばってん。

 

 

 

GOTA